大学案内
環境・省エネルギー対策
本学は、「地球環境保全」を重要な課題と位置づけ、省資源、省エネルギーの促進など、環境負荷の低減活動に取り組んでいます。
水資源の有効利用
本学では、井戸から汲み上げた地下水を高度な処理により、安全・安心な飲料水に変える「地下水膜ろ過システム」を導入しています。このシステムには、次のような特長があります。
1.安全・良質な水
深さ約100メートルの深井戸から揚水するため、安定した水量かつ良好な水質の地下水を確保しています。また、孔径0.005ミクロン(100万分の5ミリ)の微細な穴を持つ膜でろ過することにより、水道法の水質基準をクリアした安全で良質な飲料水を供給できます。
2.水の安定供給
地下水処理水と上水道を混合した「2元供給システム」を採用。24時間365日、水質を監視する装置を備えており、異常発生時には自動的に上水道に切り替わるため、渇水の心配がありません。
3.災害時の水ライフラインの確保
井戸は地震の影響を受けにくいことが実証されており、非常時の水ライフライン確保が期待できます。また、停電した場合でも、自家発電装置の電力で給水可能。大規模災害時には、世田谷区と締結している災害協定に基づき安全な飲料水を地域住民の方々へ供給します。
膜ろ過装置
地下水膜ろ過システムによって
ろ過された飲料水
地下水膜ろ過システム外観
節電対策
- 電力の使用状況を把握できる電力デマンド監視を行っています。更に自動電圧制御システムを導入し、節電への意識を高めています。
- 学内消費電力の7割を占める各所空調や照明器具は、省エネ効果の高い最新機器に順次交換しています。
- 教室、事務室等に温度計を設置し、室温管理を徹底しています。
- 電気エネルギーだけでなく、ガスヒートポンプ(GHP)エアコンを使用し、エネルギーの分散化をしています。
LED電球を使用した街灯
学内発電機
節電対策を施したトレーニングセンター
ゴミ対策
「混合すればゴミ、分別すれば資源」。学内ゴミの減量・再資源化・再利用に努めています。
緑化活動
- 地温上昇を防ぐ効果がある芝生のフィールドの整備・管理に努めています。
- 学内の植栽や花壇の整備・管理などを行い、緑あふれるキャンパスを目指しています。
芝生が整備されたグラウンド
本館前の植栽
四季折々の花壇