「ワールドユニバーシティゲームズ2025」 「東京2025デフリンピック」の壮行会を開催

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2025年6月27日(金)に、本学の総合体育館にて「ワールドユニバーシティゲームズ2025」と「第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025」の壮行会が開催されました。出場する選手・コーチが入場すると、盛大な拍手で迎えられました。

選手・コーチ合わせて12名がドイツへ。
東京開催となるデフリンピックは1名が出場

7月16日にドイツで開幕する「ワールドユニバーシティゲームズ2025」に出場するのは、新体操個人の部が喜田 未来乃さん(スポーツ科学科2年)、新体操団体の部が二木 乃愛さん(スポーツ科学科4年)、大町 美羽さん(スポーツ科学科3年)、熊坂 華さん(スポーツ科学科3年)、村国 野乃花さん(健康スポーツ科学科3年)、中村 林伽さん(スポーツ科学科1年)、東 愛梨さん(スポーツ科学科1年)。新体操のコーチとして、橋爪 みすず教授(スポーツ科学科)と林 美梨香さん(大学院スポーツ科学研究科1年)も参加します。

また、陸上競技では、100メートルハードルの島野 真生さん(大学院スポーツ科学研究科2年)と、走り幅跳びでは乙津美月さん(スポーツ科学科4年)が出場。フェンシングのフルーレ団体・個人には、長瀬 凛乃さん(スポーツ科学科2年)が出場します。そして、「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」に陸上競技で出場する岡田 海緒さん(2020年3月卒業)が紹介されました。

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頑張れ! ニチジョ!

選手・コーチの紹介後は、学友会の齋藤 瞳会長(健康スポーツ学科3年)、深代 千之学長、二階堂学園 石﨑 朔子理事長から激励の言葉がありました。

学友会 齋藤 瞳会長

「優秀な技術を持つ皆さんが日本女子体育大学から世界へ羽ばたいて行かれることは大変名誉なことであり、誇りに思います。どうぞその素晴らしい技術を存分に発揮し、大会を楽しんできてください。ニチジョ生一同、ご活躍を心からお祈りしております。」

深代 千之 学長

「出場おめでとうございます。大学に入ってから陸上競技で自己記録を更新し、新体操やフェンシングでも新たな技ができるようになるなど、大きな成長があり今日に至っているのだと思います。試合では"冷静に緊張すること"が大切。自分のルーティンに従って心を落ち着かせながらも気持ちを高め、自己記録や自分が満足する結果を残してきてください。頑張れ! ニチジョ!」

二階堂学園 石崎 朔子 理事長

「出場権の獲得、おめでとうございます。ユニバーシティーゲームズは、学生のための唯一の国際競技会であり、日の丸をつけて出られることは本当にすばらしいこと。大学生にとって特別な試合だと思います。ただし、『頑張ろう!』と思うと変な力が入りますので、本番では無欲になるくらいの気持ちで臨んでください。そして、海外でいろいろなことを体験し、ひと回りもふた回りも自分を大きくしてきてくれること期待しています。落ち着いて頑張ってきてください。」

花束とお祝い金を贈呈し、出場学生たちによる決意表明

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続いて学友会から、ユニバーシティーゲームズに臨む選手一人ひとりに花束とお祝い金を贈呈。二階堂学園からもお祝い金の贈呈があり、選手を代表して新体操個人の喜田 未来乃さんが、石崎理事長から目録を受け取りました。本学保護者会である「桐の会」からもお祝い金が贈呈され、代表して新体操団体の大町 美羽さんの手に。当日は「桐の会」山形 勝也会長に代わり、同会顧問である学生部長の宮本 乙女教授(ダンス学科)より贈呈されました。また、本学同窓会の「松徳会」の山下 敬緯子会長からも奨励金が贈呈され、3名の学生から決意表明がありました。

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【陸上競技】乙津 美月(スポーツ科学科4年)

「今回出場できるのは、日頃指導してくださる先生方や、練習環境を整えてくださる大学の皆様、そして日々一緒に練習し、切磋琢磨できる仲間のたくさんの支えがあったからこそです。日本とは環境や雰囲気の違うドイツでの試合は少し緊張しますが、楽しみながら自分の力を最大限に発揮して、メダルを持って日本に帰ってこられるよう精一杯頑張ります。」

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【新体操】二木 乃愛(スポーツ科学科4年)

「私たちがこの舞台に立てるのは、いつも支えてくださる皆様のおかげです。心から感謝しております。この感謝の気持ちを忘れず、今まで取り組んできたことを信じ、仲間を信じ、最後まであきらめることなく自分たちらしい演技を精一杯踊り切ります。」

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【フェンシング】長瀬 凛乃(スポーツ科学科2年)

「皆様への感謝の気持ちと、楽しむ気持ち、そしてチャレンジ精神を忘れずに出場したいと思っています。オリンピックという夢への第一歩として、この大会でメダルを獲得できるよう頑張ります。」

岡田海緒さんは3度目のデフリンピック出場

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続いて「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」に出場する岡田 海緒さんに学友会から花束を贈呈。二階堂学園と松徳会からはお祝い金の贈呈があり、石崎 朔子理事長と山下 敬緯子松徳会会長から目録が手渡された後、岡田さんからも決意表明がありました。

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【デフリンピック・陸上競技】岡田海緒(2020年3月卒業)

「大学2年次に初めて出場した2017年のデフリンピック・トルコ大会では入賞で終わり、その悔しさを忘れずに努力を重ねてきました。3回目のデフリンピックは地元の東京開催であり、しかも陸上競技はニチジョと同じ世田谷区の駒沢陸上競技場で行われますので、ニチジョの卒業生として、また日本代表としての誇りを胸に頑張ります。11月15日から26日まで行われますので、ニチジョ生の皆さんも授業後に応援に来ていただけると嬉しいです。」

ソングリーディング部による応援パフォーマンス

壮行会の締めくくりは、ソングリーディング部による応援パフォーマンス。「Go Fight Win」の掛け声とともにスタートすると会場全体に手拍子が起こり、一体感に包まれました。歓声も上がる中、最後は「Go!ニチジョ!」でパフォーマンスが終了。盛大な拍手とともに、壮行会は幕を下ろしました。

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コーチからのメッセージ

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【新体操】橋爪 みすずコーチ

「JOCの『人間力なくして競技力向上なし』というスローガンのように、学生には、結果を出したいという気持ち以上に、大会を通じて一人のアスリートとしてどのような成長を遂げることができるのか、その成長が今後にどのようにつながるのかを意識して臨んでくれることを期待しています。スポーツを愛するアスリートの一人として、スポーツとこれからの社会に貢献できる人間力を身につけるための大きな経験をしてほしいと思います。」

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【新体操】林 美梨香コーチ

「誰もが出られる大会ではありませんので、この大会に出られることへの喜びをかみしめながら、自分たちだけではなく、たくさんの方々の支えがあってこの舞台に立てていることへの感謝の気持ちを持って、本番に臨んでほしいと思います。」

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