第52回健美祭を開催
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今年のテーマは「Start~零話・ニチジョが創る新時代~」
2019年10月26日(土)・27日(日)の2日間、「第52回健美祭」が開催されました。今年のテーマは「Start~零話・ニチジョが創る新時代~」。
SHOWCASEや地域の子どもたちとの運動会、スラックライン体験会、ダンスフェスティバルなど、多彩なイベントが行われました。
新たな取り組みを盛り込んだ第52回健美祭がスタート!
開会式では、健美祭実行委員長が「令和はじめての健美祭なので、みなさんと新しいスタートを切りたいと考えています。今年のテーマであるStartにちなみ、スラックライン体験会やプラスチックゴミの廃止など、新たな取り組みを行いました」と挨拶しました。
続いて、佐々木万丈学科長が「本学は2020年4月から1学部4学科へ、そして2022年の100周年に向けて変化の時代を迎えています。学生の皆さんは、本学で学んだことを基に、社会に出ても活躍できる女性として巣立ってほしいと思っています」とメッセージを伝え、第52回健美祭が始まりました。
開会式の後は、SHOWCASEがスタート。
7つの部活動のメンバー60名ほどが参加したオープニングでは、さまざまなジャンルのダンスが披露され、会場を盛り上げます。
SHOWCASEに参加した部活動は、ダンス・プロデュース研究部、ストリートダンス同好会、チアリーディング部TOMBOYS、ニチジョクラブチアリーディングチームCOWBOYS、ニチジョクラブ新体操、新体操部、競技ダンス部、舞踊部、モダンダンス部、ソングリーディング部の10団体。
日頃の練習の成果が感じられる、完成度の高いパフォーマンスが繰り広げられました。
健美祭実行委員長湯川未羽さん
7つの部活動によるオープニングダンス
ダンスプロデュース研究部
ストリートダンス同好会
チアリーディング部
新体操部
競技ダンス部
舞踊部
モダンダンス部
ソングリーディング部
2歳から9歳までの子どもたちが集った「子ども運動会」
グラウンドでは、地域の子供たち約70名が参加した子ども運動会を開催。
玉入れ、綱引き、大玉転がしなどの競技が行われ、学生と子どもたちが仲良くふれあう姿があちらこちらで見られました。
第一回ホームカミングデーも同時開催
ニチジョ同窓生が集まる、ホームカミングデーも健美祭と同日に開催されました。幅広い年齢層のOGが100名ほど集まった会場は、学友たちとの再会を喜ぶ和やかな雰囲気に包まれました。
二階堂学園の小林敬治理事長が「初めてのホームカミングデーを開催できてよかった。100年後、1000年後も続けたい」と話されると、本学OGでもある石﨑朔子学長からも「ホームカミングデーをやらないの?と多くの要望をいただき、無事に開催することができたので継続していきたい」と力強く今後の抱負が語られました。運動生理学の山川純名誉教授による『骨格筋のはなし~骨格筋研究の進歩~』と題した特別授業。山川先生が解説をしながら支持棒を伸ばすと、会場から「おー!」と歓声が上がり、熱気のある授業となりました。その後親睦会が行われ、OGは懐かしい恩師や学友との親睦を深めました。
ダンス・プロデュース研究部による「身体と映像」
多目的ホールでは、ダンス・プロデュース研究部による「身体と映像」のパフォーマンスが行われました。
映像をバックに流しながら、コンテンポラリーダンスのパフォーマンスが披露され、静かな中にも激しさを感じる世界観が表現されていました。
職員と学生が一緒に楽しんだ「体育祭」
2日目となる27日は、グラウンドで体育祭がスタート。職員チームを含む8チームが参加し、大縄跳び、玉入れ、リレーの3つの競技を行いました。
大縄跳びは1チーム6名が参加し、合計回数を競います。職員チームには「ケガに気をつけて頑張ってください」と檄が飛ぶシーンも見られ、和気あいあいとした雰囲気で体育祭は進みます。
最後の競技のリレーは、観客から「さすが体育大学生は早いね~」という感嘆の声が聞かれるほど、スピード感のあるレースが展開されます。
最終結果は、1位小堀クラス、2位森田研究室、3位小堀研究室でした。
名作ミュージカルの見所をギュっと凝縮した「ミニミュージカル」
総合体育館のエントランスでは、コーラス部がミニミュージカルを発表しました。白シャツと黒いパンツのシンプルな衣装に身を包んだ学生たちは、「ライオン・キング」「キャッツ」などの名作ミュージカルが、ダイジェストで再現。多くの観客が、透明感のある歌声に聞き入っていました。
話題のニュースポーツ、スラックラインの体験会を初めて実施
スラックラインとは、ピンと張られた5cm幅の黄色いハリのあるゴムの上に乗って、片足で立ったり、しゃがんだりして、バランスをとって楽しむスポーツです。
年代を問わずに楽しめるニュースポーツとして、国内外などで注目されるほか、スキー選手など体幹を鍛えるためのトレーニングとしても取り入れられています。
今回のスラックライン体験会を実現させたのは、健美祭実行委員の太田いぶ希さん(健康スポーツ学専攻2年)。今年の文化祭のテーマであるStartにちなんで、初めてのことにチャレンジできる機会をつくろうと、この体験会を思いつきました。体験会には、小さなお子さんから大人までが集まり、初めて体験するスラックラインを楽しんでいました。
子どもたちに身体を動かす楽しさを知ってもらう「子どもチャレンジ陸上」
グラウンドでは、子どもたちに身体を動かすこと、モノを遠くへ飛ばすことの面白さを楽しんでもらおうと、「子どもチャレンジ陸上」が開催されました。集まった子どもたちは、幼児から小学校6年生までの100人ほど。
ケンケンパをしてスラロームを走ったり、小中学生版のやり投げ種目にあたるジャベリックボールを投げたり、身体を思う存分に動かす姿が見られました。最後は、フルマラソンの千分の一の距離である42.195mを走る、千分の一マラソンで締めくくられました。
健美祭のフィナーレを飾ったダンスフェスティバルとMissコンテスト
健美祭最大のイベントであるダンスフェスティバルがはじまると、健美祭もいよいよ終盤にさしかかります。ヒップホップ、ジャズ、バレエ、コンテンポラリーとジャンルの違うダンスがテンポよく展開される華やかなオープニングがスタート。
まずは、本学の総合型地域スポーツクラブであるニチジョクラブのダンスチームとチアチームが演技を披露。ジュニアとは思えないほど完成度の高いパフォーマンスを見せつけます。
次は、卒業生である「VERMILION」「悠木冴」「Anri」の振付によるスペシャルナンバーが披露されました。ダンサーへの声援が飛び交い、徐々に会場のボルテージは上がっていきます。
ゲストダンサーの「VERMILION」「悠木冴」「Anri」は、それぞれパフォーマンスを披露し、しっとりとした大人の雰囲気が漂う圧巻のステージを展開します。
最後はミスコンの受賞者の発表。健康スポーツ科学専攻の川島美香さんが栄えあるミスニチジョに選ばれ、健美祭は幕を閉じました。
ゲストナンバーVERMILION
ゲストナンバーAnri
ゲストナンバー悠木冴