第47回新体操演技発表会を開催
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テーマは「TIME 私の中で流れる~瞬間(トキ)~」
11月3日(土)、駒沢オリンピック公園屋内球技場にて、本学新体操部による「第47回新体操演技発表会」が開催されました。今回のテーマは「TIME 私の中で流れる~瞬間(トキ)~」。Ⅰ部では、団体・個人の競技種目に加え賛助作品や特別ゲストの発表が行われ、休憩後のⅡ部には、児童文学者ミヒャエル・エンデが著した「モモ」のストーリーをテーマに、部員全員と賛助出演者による演技披露となりました。
Ⅰ部 団体・個人の競技種目を披露
Ⅰ部では、今年活躍した本学新体操部の選手達が、それぞれの演技を披露しました。
まずは、清澤毬乃さん(スポーツ科学専攻2年)と猪又涼子さん(スポーツ科学専攻3年)が個人の演技を披露。続く団体演技では、今年のアジア新体操選手権大会と第70回全日本学生新体操選手権で団体総合優勝したときの演技を披露しました。その後はAGG Team JAPANの演技や賛助作品、新体操部卒業生作品、4年生作品などの発表が行われ、演技が終わるごとに、会場から盛大な拍手が巻き起こりました。
清澤毬乃さんによるフープの演技
猪又涼子さんによるクラブの演技
日本女子体育大学新体操部団体チームによる演技
AGG Team JAPANによる演技
卒業生作品
4年生作品
Ⅱ部 部員70名による「モモ」 今この瞬間を大切に
Ⅱ部では、児童文学者のミヒャエル・エンデの代表作でもある「モモ」のストーリーを、新体操部の部員70名が演じました。
主人公の少女モモの住む街に、ある時現れた「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって人々から時間が盗まれてしまう。不思議な力を持つ少女モモが、冒険のなかで、奪われた時間を取り戻すというストーリー。子どもだけでなく、大人も読める物語として、広く読み継がれています。
演技フロアでは、日本代表として活躍する選手も、国内外の大会で成績を収めた選手も、またサポートに回った選手も皆が一緒になって、「モモ」の物語がテーマとして投げかける「かけがえのない時間」を、身体で表現しました。
最後には、1年生から4年生まで全員の名前が紹介され、次の言葉が主将から後輩に残されました。
「ほかに残したものはないか
限られた時の中で 何を実らせるか
辛い苦しいときも、幸せに満ちあふれたときもあるだろう
でも2度と戻ってこない時間があるからこそ
立ち上がる力と思いを胸に
今を強く精一杯、耐え抜こう
この時間を私たちの中で、流れるときであるように」
限られた4年間という学生生活の中で、やりきったという思いと、悔しかったという思いを胸に秘めながら、この演技発表会で新体操部を引退し、大学を卒業、新たな世界へ旅立っていきます。4年生への花束贈呈をもって、フィナーレとなりました。
第一幕より 街の様子
第1幕より 街の様子(共演:ニチジョクラブ)
第1幕より 街の様子(共演:ニチジョクラブ)
第1幕より 灰色の男
第2幕より モモの孤独
第2幕より マイスターホラの家
第2幕より マイスターホラの家
第3幕より 時を止める
第3幕より 時間を取り戻せ
第4幕より 戻された時間
第4幕より 戻された時間
第4幕より かけがえのない時間
第4幕より かけがえのない時間
第4幕より かけがえのない時間
後輩たちから4年生へ花束贈呈
記念撮影