ダンス・プロデュース研究部が烏山地域 蘆花まつりに参加
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今年で6年目の参加。蘆花まつりでは欠かせない存在に
10月28日、世田谷区の蘆花恒春園で開催された烏山地域 蘆花まつりに、本学のダンス・プロデュース研究部が参加しました。 この蘆花まつりには第1回から参加を重ね、今年で6年目になります。地元の烏山のイメージキャラクター「からぴょん」の歌とダンスを世田谷区と制作し、制作後も年間を通じて烏山地域の「からぴょん」の出演するイベントに協力しています。 同研究部は、ダンスを通じて社会や地域、教育に貢献することを大切にしており、世田谷文学館でのワークショップ「ことばとからだ」、蘆花小学校での新年親子お楽しみ会への参加など、年間を通じて地域との交流活動を行っています。
地元の中学校吹奏楽部とコラボレーション
CENTERステージでは、ユニットやソロ作品も交え6作品を発表。『Y.M.C.A.』の曲をアレンジしたノリのよい明るいダンスパフォーマンスに、観客から歓声と大きな拍手を集めていました。「レインドロップ」という作品では、水玉が広がるイメージを群舞で表現。「友情」をテーマにした作品では、人間関係の掛け合いを、ダンスで表現して、会場から大きな拍手を集めていました。 また、地元の烏山中学校吹奏楽部のステージ発表では友情出演という形を取り、星野源さんが歌った映画『ドラえもん』の主題歌演奏にあわせて創作ダンスをするコラボレーションを行い、地元の人たちとの交流を図っていました。 ステージ後に部員たちは「観客の中には私たちのことを知っている方もいて、応援してくれています」、「こうしたイベントに参加することで、お客様の反応を身近に感じて刺激を受けています」といった、地域行事に参加することへのやりがいを語ってくれました。
烏山イメージキャラクター「からぴょん」の創作ダンス
午後になってEASTステージでは、「からぴょんダンス」を披露し、同時に観客に振付の指導を行いました。このダンスの音楽、歌詞、振付は制作当時のダンス・プロデュース研究部の学生たちが創作し、歌詞には地元の地名がもり込まれ、ダンスはその地名に合わせてポーズを取るような振りもあり、地元の人たちにとってなじみやすい振り付けになっています。最初は遠慮がちだった観客も、ダンス・プロデュース研究部の学生の丁寧な指導により、次第に声を出し、体を動かし始め、最後には皆でからぴょんダンスを踊っていました。