学部・大学院

HOME > 学部・大学院 > 教員情報 > 私の研究

組織メンバーの行動メカニズムを探求

芳地 泰幸(スポーツ経営学、組織行動学、スポーツマーケティング)

近年、スポーツ界においてマネジメントへの関心が高まっています。スポーツが経済的に自立することが迫られているとともに、スポーツによる経済社会の活性化、振興という期待があるからです。さらに、昨今のスポーツ界における組織不祥事は、日本のスポーツ界の悪しき体質・旧弊であるとの指摘がなされ、新たな組織マネジメントが求められています。

そこで私は、新たな組織マネジメント理論の構築に向けて、モチベーション(動機づけ)理論やリーダーシップ理論など、経営学や組織行動学を基礎とした組織分析の視角から、組織メンバーの行動メカニズムを解明することをテーマに研究しています。プロ野球やJリーグ、学生アスリートなどのスポーツ組織をはじめ様々な組織を対象に、量的・質的調査の双方から研究に取り組んでいます。なかでも「チームビルディング」(写真参照)や「組織開発(OD)」 に代表される組織的介入の実施(実践)と効果測定、組織のコミュニケーションや心理的契約などに関する調査・研究にも精力的に取り組んでいます。

私は「経験(実践)なき理論は空虚であるが、理論なき実践は無謀である」を座右の銘に、経営学や組織行動学の視点から、スポーツ界やスポーツ組織の更なる発展(競争優位性の獲得)に貢献していきたいと考えています。

Jクラブユースチームにおけるチームビルディングの実践

対象者別メニュー
サイト内検索