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「できない」から「できる」に変わる瞬間

木皿 久美子(新体操)

私は、新体操・体操の指導法や方法論について研究をしています。主に新体操の指導の現場で起こっている問題を取り上げ、その問題を解決する方法を導き出す研究を行っています。

新しい技に挑戦する時、すぐにできる選手と、練習してもなかなかできない選手がいると思います。そのできない選手に対して、どの様なトレーニングをすればできるようになるのかを研究しています。子どもでも、大人でも、いくつになっても、新しい技ができた時の喜びは大きなものです。そのできた喜びを多くの選手に体験してもらいたいと願いつつ、研究をしております。

学生の中には入学して、初めて新体操を見た人もいると思います。自分には縁のない種目だと思っていた学生も多くいることでしょう。新体操は手具(しゅぐ)と呼ばれる道具を使い、音楽に合わせてジャンプやバランス、ピボットなどを組み合わせて演技をします。多くの学生は、ボールは投げる・蹴る・突くといった事しか経験してこなかったと思います。授業で行う新体操は、身体の様々な部分を転がしたり、脚や背中などでキャッチをしたり、今までに経験したことのない発見や、それができるようになった喜びがあります。その新しい発見と喜びを多くの学生に経験してもらえるよう、研究を積んでいきたいと思います。

新体操団体:全日本学生新体操選手権大会 団体総合優勝(平成27、28年度)

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