SDGs とは
持続可能な開発目標(SDGs :エス・ディー・ジーズ)とは、2001 年に策定されたミレニアム開発目標( MDGs )の後継として、2015 年 9 月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030 アジェンダ」にて記載された 2030 年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。 17 のゴール・ 169 のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない( leave no one behind )」ことを誓っています。 SDGs は発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省 HP より引用)
SDGs 行動指針
日本女子体育大学は、建学の精神である「体育を中軸に据えた全人教育」を土台に、現代社会の諸問題の解決に向けて、本学の特長を基に持続可能な社会の作り手となる女子学生を育成し世に送り出すことを目標の一つとしています。
SDGsの17目標のうち、本学が現在、主に関わっているのは、健康と福祉、質の高い教育、ジェンダー平等、住み続けられる街づくりなどです。これらの具体的な貢献を増やすことを目指しています。
学長メッセージ
女性の健康をSDGsで育む!
本学の建学の精神にSDGsの目標を重ねる取り組みとして、特に女性の健康について、元々体育学が追及している人文・社会・自然科学の応用分野の総合知を基に、新しいシステムを創造して社会に提案していきたいと考えています。
人間:ヒトの活動は、身体へのインプットとアウトプット、換言すれば異化作用と同化作用によって成り立っています。この一連の代謝過程をいかに効率よく、持続可能に成し遂げるかについて、女性の身体的・精神的特質を勘案し、身体外の環境も含め研究を進め、SDGsとの関連を考慮して学生の学びに生かしていきます。本学の取り組みについて、ご理解とご支援を賜りますよう、お願いいたします。
SDGsの取り組み
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百年を越える伝統ある女子体育教育
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水資源(井戸水)の有効活用
本学では、地下100メートルから汲み上げた地下水を高度な処理により、安全・安心な飲料水に変える「地下水膜ろ過システム」を導入し、学内における安全で良質な飲料水の安定供給と災害時の水ライフラインとして活用しています。
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世田谷区×健康スポーツ学科 連携事業 「健康づくりモデル事業」
健康スポーツ学科が持つノウハウを世田谷区民の健康づくりに役立て、豊かな暮らしの実現に貢献することを目標として、世田谷区と連携事業を行っています。
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地元烏山の地域キャラクター「からぴょん」の歌とダンスを世田谷区と制作
ダンス・プロデュース研究部の学生が地元烏山の地域キャラクター「からぴょん」の歌とダンスを世田谷区と制作し、「からぴょん」の出演するイベントに協力しています。
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浄水器の設置
クリタック株式会社と連携し、学内の冷水機には浄水器を設置。マイボトルの使用を呼びかけています。
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公開研究フォーラム
日本女子体育大学附属基礎体力研究所では幼児から高齢者まで一般人および競技選手を対象とした4つの研究テーマを推進し、1年に一度多岐にわたるテーマのもと学生・研究者・一般のみなさまに参加していただける研究フォーラムを開催しています。