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教員系
大学助手

山城 友理恵(2019 年 舞踊学専攻[現ダンス学科]卒)

日本女子体育大学


ニチジョで学んだダンスの魅力を
後輩へ伝えたい


<2020.10収録>

モダンダンス部主将と教員免許取得を目指し多忙だった学生時代

現在日本女子体育大学の助手を務め、3年目を迎えようとしています。在学中は、モダンダンス部に所属し、同時に教員免許取得のため多忙な大学生活を送っていました。
部活動ではハイレベルな同期や先輩に刺激を受けながら日々技術向上に励み、4年次には主将を務めました。おかげさまで全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)では特別賞、東京なかの国際ダンスコンペティションでは第2位を受賞し、あの瞬間の喜びは今でも忘れることができません。部活動を運営する上で、人を動かすことの難しさや部をまとめることの大変さを身にしみて実感し、苦しい思いや悔しい思いも多く経験しましたが、その壁から逃げずに向き合い乗り越えてこそ得ることができる自信は今となっては自分の財産だと感じています。

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思いもかけず開けた助手への道。自分の経験を後輩のために活かしたい

そんな4年次に本学教授の坂本先生から「助手の仕事をやる気はないかしら?」と声をかけていただきました。思いもよらないお声かけに嬉しい気持ちの反面、自分にできるかという不安も抱きましたが、モダンダンス部で培った経験を生かし、さらなる自分の成長にも繋げられたら良いなと考えました。また、このタイミングで助手のお話をくださったのも何かのご縁だと思い、助手になる決意を固めました。

私は大学卒業後すぐに助手になったため、学生と年齢が近いこともあり、学生との距離感に悩んだこともありました。教員と学生の間で良い架け橋になれればと考えていましたが、なかなか難しいですね。
ダンス学科の学生にはダンスのスキルとして、ただ「できる」で終わるのではなく、その背景にある精神性や動きのニュアンスなどまで追求してもらいたいですし、私自身も一緒に研究し続けるんだという気持ちを持って指導するように心がけています。
ダンス学科以外の学生の授業では、どうしても人前で踊るなんて恥ずかしいというイメージを持っている学生も多いので、ダンスって楽しい!という印象を少しでも持ってもらいたいと考えサポートに入っています。「最初は嫌だったけど楽しく踊れたよ」とか「このステップできるようになった」と伝えてくれる学生の姿を見ると、これがダンスの魅力なんだなと私自身が再確認でき、逆にパワーもらうことが多いです。

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たくさんの生徒に教育現場でダンスの魅力を伝えたい。次のキャリアへの展望

助手の任期は3年と決まっているため、現在は今後のキャリア形成についても考え始めているところです。これまでの経験を生かし、ダンスに力を入れている教育現場でダンスを指導し、そしてそこでダンスを熱心に学んだ生徒たちがニチジョへ入学してくれたらうれしく思います。
ここまで専門的なダンスを学ばせてくれた両親やこれまでダンスを通して出逢った方々に感謝し、今後もダンス教育に携わっていくことができれば幸せです。

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