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スポーツ・サービス系
ホットヨガインストラクター

甲斐 茉那美(2021年 健康スポーツ学専攻[現健康スポーツ学科]卒)

株式会社LAVA International


みなさんの健康的な生活のために
身体が動く限りこの仕事を続けたい


<2022.12収録>

ホットヨガの効果を自ら実感

ホットヨガスタジオに新卒で入社し、ヨガインストラクターとして働いています。受け持ちは一日2~3クラスで、一回のレッスンは約1時間。そのほかスタジオの管理もインストラクターの仕事で、床暖房と加湿器を使って室内を適温に調整します。受け持ちのクラスがないときは、生徒さんの入退店の手続きや物販の対応、会計などフロント業務全般も行います。

もともと身体を動かすのが大好きで、ニチジョに入学したのも体育が好きだったから。小学生のときにバスケットボールを始めて、高校時代は選抜選手に選ばれたこともありました。だからヨガのレッスンで身体を動かすのは楽しいですね。毎日が充実しています。

ホットヨガなので普通のヨガとは違い、美肌や免疫機能が高まったり、痩せやすかったりと、働きながら様々なメリットが得られます。大学時代は標準体重ではあったものの、筋肉が付きやすい体質だったため、バスケのユニフォームを着ると肩がパンパンでめくれあがってしまうほどでした。でもヨガを始めて身体の使い方が変わると筋肉の質がしなやかになり、体重も気づけば自然と6kg落ちていました。

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人前に出る苦手意識を克服しインストラクターに

ニチジョに入学した当初は、体育教員を将来の進路として考えていました。ただ人前に出るのがあまり得意ではなく、まずはその練習になればと思い、二年生のときにインターンシップとしてスポーツクラブに入りました。最初はやはりとても緊張したけれど、次第にスポーツクラブの仕事が楽しくなってきて、いつしかインストラクターと教員を天秤にかけるようになっていました。両方とも人に教えるのが仕事ですが、インストラクターなら自分自身も動くことができる。身体を動かし続けたい私にとって、それは大きな魅力でした。

そんなときヨガスタジオでアルバイトをしていた友達から「一度ヨガをやってみたら。絶対に向いていると思うよ!」と強く薦められ、じゃあということで体験レッスンに参加したのがホットヨガとの出会い。ヨガなら他のスポーツと違って身体にかかる負担も少なく、より長く続けられると考え、ヨガインストラクターの道を目指そうと決めました。とはいえ教職課程は最後まで履修していたので実際にヨガを始めたのは卒業ギリギリのタイミングで、インストラクターとして就職するというのを前提にレッスンを詰め込み、入社後間もなく教え始めています。

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ニチジョで身につけた知識を活かして

大学で身につけたいろいろな知識が、思いがけず今の仕事に活かされているのを感じます。例えばスポーツ生理学やスポーツ栄養学、機能解剖学もそうです。授業で身体の仕組みを勉強したことで、このヨガのポーズをとるとこの筋肉を伸ばすことができるという、身体のメカニズムを理解することができます。これから大学で学ぶみなさんには、ぜひ幅広い知識を得てもらえたらと思います。何より自分の健康に直結するので、学んでおけばきっといつか役に立つはずです。

ヨガを教えていて成果が見えるとうれしいですし、生徒さんの身体がどんどん変わっていくのを見ると自分も人のために貢献できているなと喜びを感じます。みなさんに健康をキープしてもらいたいというのが私の一番の願いであり、そして自分自身もヨガを通して健康でいたい。もともと人に尽くすのが苦ではないため、とてもやり甲斐を感じています。これからも私自身健康であり続け、身体が動く限りこの仕事を続けていきたいと思っています。

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