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スポーツ・サービス系
スポーツインストラクター

村木 紀香(2015年度・健康スポーツ学専攻卒)

ルネサンス亀戸勤務


健康運動指導士を取得しトレーナーに


<2018.05収録>

在学中に健康運動指導士の資格を取得

トレーナーとして、初回利用者の方にジムの案内やトレーニングのやり方を教えるのが主な仕事です。カウンセリングをして、目的に合うトレーニング内容を提案します。そのほか、ボクササイズのレッスンや、体幹トレーニングの指導も担当しています。

大学1年生の時から健康運動指導士の資格を取得しようと決めており、学生時代はそのための勉強に打ち込んでいました。試験は4年生の3月。受かる人数が少ない難しい試験です。就職が決まった学生がのんびりしている時期ですが、「自分が絶対に取るぞ」という気持ちで試験勉強をしました。研究室の先生に「そこで頑張れば一生の資格が増えるから、自分のために周りに流されないで頑張りなさい」と言われたことが、とても印象に残っています。努力の甲斐もあり、無事に合格できました。

在学中からトレーナーのアルバイトを経験

卒業研究では、女性の「痩せ志向」を扱いました。体育大生であるニチジョ生と、美術大学の学生にアンケートを取り、痩せ志向の違いを調べたのです。痩せすぎの女性が増えているという社会問題を聞いたものの、自分の周りには該当する人がほとんどいないため、環境の違いが原因ではないかと推測し、調査をしました。その結果、体育大生であるニチジョ生にも痩せへの憧れはあるけれど、競技のために体格を作っているという事情があると判明しました。今の仕事でも、「ただ痩せたい」という若い女性のお客様がいらっしゃるため、体重を落とすことよりも、身体の中の筋肉や脂肪の量の方が重要だとお伝えしています。

大学2年生からは、ルネサンスでアルバイトをしていました。トレーナーになりたいという思いはありましたが、スポーツ分野にこだわらずに就職活動を開始しました。しかし、他の仕事よりもトレーナーの方が志望動機をしっかりと語れることに気付き、自分はトレーナーをやりたいのだと自覚できました。アルバイトを通して、将来仕事として自分ができそうかを考えられたのも良かったです。お客様が笑顔になってくれる嬉しさも、アルバイトの時に知りました。病気で体力が落ちていた方が「ジムに通って体力がついて、来るのが日課になった」とおっしゃっていた時は、特に嬉しかったです。

理想のトレーナー像はニチジョの先輩

今はお客様にも、職場にも信頼されるトレーナーになるのが目標です。理想のトレーナー像は、大学生時代にアルバイトをしていた店舗にいた、ニチジョの卒業生。自分が忙しくても一人ひとりに目を配って対応してくれ、トレーナーとしての実力があり、お客様にも慕われて、クラブにとっても重要な方でした。

ニチジョ生に伝えたいのは、自分が頑張った武器が一つでもあり、それに自信を持っていれば、自分のやりたい方向に必ず道は開けるということです。私の場合は、それが健康運動指導士だったのだと思います。

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